クラウン口上集 

登場順には並んでいません。
[
1〜2巻分] [3巻分] [4〜5巻分]

■剣太郎=吏亜=剣皇
(1巻 カバー折り返し部分)
■嗣矩真おとぎ話万葉集より
(1巻 p1カラーページ)
もしこの世に
運命というものが存在するなら

そいつはぼくに
ケンカを売っているとしか思えない

赤いピエロは言いました
王子様
どうかぼくの芸を見て笑って下さい

青いピエロは言いました
王子様
どうかぼくの芸を見て涙して下さい

黄色いピエロは言いました
王子様
どうかぼくの芸を見て手を叩いて下さい


そして王子様は言いました
ピエロ様
どうかぼくに芸を教えてください


■天翼召還
(1巻 第5話 p158)
■大牙召還
(1巻 第5話 p159)

紅き翼
真白き太陽

胡蝶の時は
悠久の夢

戦うは
主に愛されし
あなたのために

正義はいずこ
この身一つの
聖火と化し
御身に降りかかりし
邪悪な霧を
焼き払うげく

いざ天翼よ
その力
皇爵の理想たる
世界を
創世せんがために
………

虚無の使い
絶対の真理は
永遠を求めし者

道を探る者
道を壊す者

川は凍り
夕陽が昇る

ひとつなぎの定理は
常に世界の根幹を
回し続ける……

力はここに
吾汝 皇爵の下
虚光なき道への
旅を続ける……

■翼=翔=天空院
(2巻 カバー折り返し部分)
■古代神話『太陽の翼』より
(2巻 p1カラーページ)
戦場には正義も悪も愛も自由も未来も希望も
理想も平和も強さも弱さも夢も恋もないけれど
そこに貴方がいるのであれば話は別
太陽が近付くにつれ次第にその翼は溶けていきました
それでも少女は羽ばたくことをやめませんでした

太陽が近付くにつれ次第にその翼は小さくなっていきました
それでも少女は羽ばたくことをやめませんでした

太陽が近付くにつれ次第にその翼は形を失っていきました
それでも少女は羽ばたくことをやめませんでした


なぜならその翼には
はじめから炎が灯っていたのです

■大地の騎士登場
(1巻 第1話)
■断罪魔法 秩序・正義の輪
(2巻 p80)

混沌八訃
九頭をもって
功を成さん

悪行偲をもって
詞を忍び
死を恥じて
梓をつつむ

幽鬼は舞い
信託は回る

神が下した罰
天が下した罰
人が下した罰!!

汝ら罪を悔いて
魔を潰せ
眼を潰せ
無を潰せ!!!!

天に弓を引く者
悲しき子ら

安らぎを
得られぬもの

秩序を乱す者
その胸にやどる
悪魔に気づかぬか

太陽に目を開け
光にその身をゆだねよ
主が汝を断罪する

天空院魔法術 第一奥義
断罪魔法
秩序・正義<ミカエル>の輪